2015年4月~2016年3月までの国民年金の保険料は『月額15,590円』になります。
保険料は毎年アップしている
国民年金を毎年キチッと払っている方ならお分かりかとは思いますが、国民年金の保険料は2005年度以降から毎年280円ずつアップしています。
更に、厳密には2005年からマクロ経済スライドによる改定率が設けられ、2004年以降の物価や賃金の変動を反映した率を乗じることにより保険料を算出しています。
ちなみに、2015年度の改定率は0.952になるので、(13,300円+(280円×11年))×0.952=15,590円になります。
年度 | 年金保険料 |
---|---|
2005年 | 13,580円 |
2006年 | 13,860円 |
2007年 | 14,100円 |
2008年 | 14,410円 |
2009年 | 14,660円 |
2010年 | 15,100円 |
2011年 | 15,020円 |
2012年 | 14,980円 |
2013年 | 15,040円 |
2014年 | 15,250円 |
2015年 | 15,590円 |
2016年 | 16,260円 |
2017年 | 16,490円 |
2018年 | 16,340円 |
途中改定率の影響で保険料が下がっている年度もありますが、年280円アップが大きくのしかかるので、2005年から13年間で2,760円も保険料がアップしていることが分かります。
今後はどうなっていくの?
(一応)2004年の法改正により、2017年に月額16,900円×賃金変動率によって固定されるので、これまでみたいに年々上がり続けることは無いと思われます。
【追記】現に2017年→2018年で150円安くなってますね
但し、賃金変動率を乗じることにより最終的な保険料が決定するので、全国の給料水準が下がれば保険料は安くなるし、逆にアップすれば高くなると言うことです。
まー、現行制度のままなら年金制度が破綻するとも言われているので、また法改正されるのも時間の問題かもしれませんね・・・(勿論、不利になる)
まとめ
- 2018年の国民年金保険料は月額16,340円
- 国民年金保険料は毎年アップしている