ここ2年くらい、転職者の数は増加傾向にあります。
給与面、残業や休日出勤などの労働面など、仕事の不満から、転職を考える方や、もっと自分を活かせる仕事をしたい、と転職を考える方が多いのでしょうね。
転職を考えたのなら、まず何をすればいいの?
そんな心配を抱えている方に、転職先を見つけるまでの役立つ情報を紹介します。
ここで紹介しているサイトや媒体
※クリックでページ内の記事に飛びます
適正年収を調べる | ミーダス |
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適正年収を調べる | @type |
職業安定所 | ハローワーク |
フリーペーパー | タウンワーク |
フリーペーパー | ジョブアイデム |
フリーペーパー | DOMO(ドーモ) |
転職サイト | リクナビネクスト |
転職エージェント | リクルートエージェント |
転職エージェント | doda |
転職エージェント | JACリクルートメント |
転職エージェント | パソナキャリア |
転職エージェント | マイナビジョブ20’s |
折込広告 | アイデム |
折込広告 | 求人ジャーナル |
折込広告 | クリエイト |
折込広告 | マイナビジョブ20’s |
企業の口コミを観覧 | キャリコネ |
転職を考えたらまずは自分の市場価値を調べてみよう
転職しようと考えた場合に、「今の自分のスキルや経験で転職したら給料が上がるの?下がるの?」と皆さん思い浮かべると思います。
実際に上がるか下がるのかは転職先の会社に採用されてからでないと分かりませんが、在職中や離職中でも自分の市場価値(適正年収)をある程度調べることは可能です。(もちろん無料で)
自分の市場価値を知っておくことで、転職活動も有利に進めることができます。
ここでは、自分の市場価値を知ることができる人気サイトを2つ紹介します。
今すぐ転職を考えていない方も、まずは自分の市場価値を調べて今の会社とどれぐらいの誤差があるのか調べておいても損はありません!!
ミーダス
ミーダスは、自分の市場価値を知ることができ、自分の経歴やスキルを入力するだけで、有名企業、約7,000社に自分を売り込むことができます。
毎月8,000人もの人が登録している、今注目の転職サイトなのですよ。
では、ミーダスの人気の理由を紹介しますね。
簡単で安心
ミーダスは、お手持ちのスマートフォンで、たった5分で登録することができます。自分のプロフィールや経歴、スキルなどを、タップするだけでOK。面倒な文章入力の手間がありません。求人をさがす手間が、大幅に減るのでうれしいですよね。
運営しているのは、パーソルキャリア(旧インテリジェンス)です。
転職サービスの「doda」や、求人情報サービス「an」「salida」などを運営していますので、安心して登録ができるサイトです。
他の人の年収、転職先などが参考にできる
転職を考えたとき、自分と似たような学歴や職歴の人が、どれくらいの年収で、どのような企業に転職しているのか、気になりますよね。
ミーダスでは200万人もの年収データと、転職先のデータを紹介しています。
このデータを元に、自分と同じ職種の平均年収を知り、自分の経歴やスキルであれば、どのような企業に、どのくらいの年収で転職できるのかがわかり、とても参考になります。
自分を求めている求人が知れる
ミーダスに、自分の経歴やスキルなどを登録することにより、今の自分が、どのくらいの年収を稼ぐことができるのか、今の自分の市場価値がわかります。
そして、そんな自分を求めている求人がどのような職種か、その数はどのくらいなのかも知ることができるのですよ。
今の自分の市場価値を把握しておくことは、転職する上でとても重要なことなので、ミーダスはとても役立つサイトだと言えますね。
@type
@typeは、アクセス者数がナンバーワンの転職サイトです。簡単に検索ができて、求人情報がたくさん見つかることが魅力のサイトなのですよ。
では、@typeの魅力について紹介しましょう。
自分の市場価値が簡単にわかる
@typeでは、人材評価事業の、市場価値測定研究所と共同で開発をした、市場価値診断テストを利用して、自分の市場価値を簡単に知ることができます。
設問55問に対して、3つの選択肢があり、所要時間はたった10分です。また、自分の性格や、タイプなども同時に教えてくれますので、転職活動の自己分析に役立ちます。
自分の経歴やスキルでの適正な年収や、市場価値がわかりますので、転職活動を始める前にとても役立ちますね。
転職にまつわる情報を知れる
@typeでは、最近の転職事情や、面接対策、職務経歴書の書き方など、転職にまつわる情報を知ることもできますよ。
自分が転職に向いているのか、ゲーム感覚で調べられたり、人事担当の裏話なども知ることができます。
職務経歴書で重要となる、「志望動機」の例文集や、自己PRの例などもたくさん載っていますので、とても参考になります。
@typeでは、簡単に自分の市場価値がわかり、希望年収や待遇はもちろんのこと、残業時間や社風、経験やスキル、など、自分に合った条件から探すことができる「融通の利く」転職サイトといえますね。
転職先の探し方
では、実際に転職先を探す段階となった場合、どのように探せばよいのかを紹介します。
- ハローワーク
- フリーペーパー
- 転職サイト
- 転職エージェント
- 新聞の折込広告
1.ハローワークを利用する
転職というと「ハローワークに行こう」と思う方も多いのではないでしょうか。ハローワークは誰でも無料で利用できるのが魅力ですよね。
ここでは、ハローワークの利点について紹介します。
地元で転職先を見つけられる
ハローワークで紹介している企業は、主に地元の企業です。
ハローワークでは、基本的には居住地から転勤がない就職先を紹介することが義務付けられています。
例えば介護の必要な家族がいる場合には、転勤がなく、自宅から近い企業に就職することができて、安心ですよね。
求人量が豊富
ハローワークでは、求人する側も無料で求人することができますので、大手企業から、採用する費用をかけられない小さな企業まで、多くの企業からの求人が閲覧できます。
転職サイトでは、掲載費用がかかるので、小さな企業はなかなか登録しないようです。
また、ハローワークは全国でオンラインシステムによってつながっていますので、求人量はとても豊富です。
相談にのってくれる
ハローワークでは、転職先の紹介の他にも、仕事に関する相談にも応じてくれます。
自分がどのような職業に向いているのかや、自己分析や面接の対策など、無料で相談にのってくれますよ。また、ハローワークでは、職業訓練の斡旋も行っています。
今までとは違う職種に就職したい方や、仕事にブランクのある方にはうれしいサービスですよね。
安心して利用できる
ハローワークは国が運営している、公共機関ですから、安心して利用できることも大きな魅力ですよね。
ハローワークを通じて応募した際には、必ず採否の返答をもらうことができます。転職サイトなどでは、「応募したまま何の返答もない」、なんてこともあります。採否が必ずもらえることも、安心材料ですよね。
地元で転職先を探したいと考えている方には、安心で求人量が多く、手厚いサポートが受けられるハローワークがおすすめです。
2.フリーペーパーを利用する
以前は、転職情報誌は有料販売でしたが、今ではフリーペーパーで発行していることが多いですよね。無料ですし、駅やコンビニなど、普段立ち寄る場所で手に入れられることも魅力です。
現在はインターネットで転職先を探すことが多くなりましたが、紙ベースで探した場合、希望していなかった企業にも偶然目が留まることもあるかもしれませんね。
ここでは、発行間隔が短く、比較的手に入りやすいフリーペーパー3種類を紹介します。
タウンワーク
【内容】
- アルバイト・パートの求人が多いが、正社員の求人もあり
- 88版も発行しているため、地元企業からの求人が多い
- 地元で社員として働きたいと考えている人におすすめ
【発行地域】
全国88カ所(そのうち41カ所は関東地域)
【入手場所】
書店・コンビニエンスストア・スーパー・駅・ファミリーレストラン・ファーストフード店・カラオケボックス・レンタルビデオ店・銀行・大学など
【発行日】
毎週月曜日 ただし東海地域は毎週金曜日
ジョブアイデム
【内容】
- 1冊で広い範囲の求人を閲覧できるのが魅力
- 基本は地元のアルバイト・パートがメイン
- 最近は若い人向けで、正社員、派遣社員、契約社員の求人件数が増えている
【発行地域】
東日本:首都圏版、神奈川版、埼玉版
西日本:大阪版、兵庫版、京都・滋賀版、大阪東部・奈良版、南大阪・和歌山版、岡山版、福岡版
【入手場所】
駅やコンビニ、スーパー、ファミレス、回転寿司チェーン、ドラッグストア、書店など
【発行日】
毎週月曜日
DOMO(ドーモ)
【内容】
- アルバイト、パートの求人だけでなく、正社員、派遣社員、契約社員の求人も多い
【発行地域】
関東・静岡・愛知・関西
【入手場所】
私鉄・地下鉄構内、飲食店、ファーストフード店、書店、コンビニ、大学、量販店など
【発行日】
静岡は毎週木曜日・愛知は毎週月曜日
3.転職サイトを利用する
転職サイトとは、インターネットから求人を探し、応募する、転職探しの方法です。
この方法は、求人情報の豊富さと、自分のペースに合わせて活動ができることが魅力です。
では、この転職サイトで最も人気のある「リクナビネクスト」について紹介します。
求人数が豊富
リクナビネクストは、リクルートが運営する転職サイトです。大手企業が運営していますので安心ですよね。
リクナビネクストは、とにかく転職者に支持されている転職サイトなのです。なんと、転職を考えている人の約80%が、リクナビネクストに登録しています。
人気の理由は、転職サイトの中では、求人数がずば抜けて多いことです。
毎週、新規の求人が1,000件以上更新されています。そして、求人数の約90%正社員というのも人気の理由です。
リクナビネクストの強みは、求人数の約85%が「リクナビネクスト限定」で求人している、ということ。他の転職サイトでは決して閲覧することができない求人がたくさんあるのです。転職活動において重要なのは、求人数ですよね。
リクナビネクストに登録すれば、豊富な求人から自分に合った仕事が探せますね。
スカウト機能
リクナビネクストに、自分の職務経歴や、条件などを登録すると、その内容に興味を持った企業などから直接オファーが届きます。
オファーをしてくる企業は、一般の求人にはのっていない非公開の求人もあります。
登録しておくだけで、自分から活動をしなくても、向こうから連絡をくれますので、転職活動をしたいけれど、時間がない、という方にはうれしい機能ですよね。
リクナビネクストは、転職サイトの中で最も知名度があり、求人数もどこよりも豊富なので、転職を検討するのであれば、登録をおすすめします。
4.転職エージェントを利用する
転職エージェントとは、派遣会社と同じようなもので、人材を紹介するサービスです。自分が、まず転職エージェントの会社へ行き、面談を行ったうえで、求人が紹介されます。
ここでは、転職エージェントで人気のある5社を簡単に紹介します。
- リクルートエージェント
- doda
- JACリクルートメント
- パソナキャリア
- マイナビジョブ20’s
リクルートエージェント
リクルートエージェントは取り扱う求人数、内定決定者数において、国内最大の転職エージェントです。
求人数は、公開されているもので約38,000件、非公開のもので約17万件と、他の転職エージェントを圧倒する数です。
そして、転職者の約61%が年収アップに成功しています。リクルートエージェントは、知名度、求人数、転職成功実績において、ナンバーワンの転職エージェントです。
転職を検討した場合は、まずこちらに登録することをおすすめします。
doda
dodaは、先ほど紹介したリクルートエージェントに次いで国内2番手の転職エージェントです。
求人数は、公開されているもので約44,000件、非公開のもので約13万件と、かなり豊富です。
dodaは登録したあとのサポートが充実していることで人気です。週1~3回も、セミナーが行われていて、全て無料で参加することができるのです。セミナーの内容としては、職務経歴書の書きかたや、面接の対策、起業に関することも指導をしてくれます。このサポートは、転職活動にはとても有利ですよね。
また、担当者の質も良い、と評判です。
JACリクルートメント
JACリクルートメントはロンドンで設立された外資系の転職エージェントです。そのため、外資系企業の求人が豊富です。
年収600万から2000万円の転職先を紹介しているので、ミドル・ハイキャリアの転職を考えている方にはおすすめです。国内でトップ1・2のリクルートエージェントとdodaと比較しても、ハイキャリアの求人数は質・量ともに優れています。
求人は、スキル・キャリアともに質の高さを要求されますので、それなりの実績がない場合には、求人がこない、シビアな転職エージェントです。
パソナキャリア
パソナキャリアは、人材派遣会社「パソナ」が運営しており、16,000社以上の企業からの求人があります。
また、パソナキャリアは、親身なカウンセリングに定評があり、初めて転職をする方にはおすすめです。
アドバイザーが、職務経歴書の書き方や、面接の対策、現職の退職手続きの方法までもサポートしてくれます。求人数には劣りますが、とにかくコンサルタントの評判が良いのでそれだけでも利用する価値は高いです。
マイナビジョブ20’s
こちらは、20代の若者をターゲットとした転職エージェントです。
新卒で就職したものの、思った仕事と違う、とか、ブラック企業だったなどという理由で転職を考える方も多いですよね。
職務経歴書の書きかたから、自己アピール、志望動機、面接のテクニックなど、転職活動におけるさまざまなノウハウも親身に教えてくれます。初めての転職活動の若者には、頼りになる存在ですね。
求人数は少ないのですが、若手を必要としている大手企業からの求人もかなり多いです。
20代の方でフリーターや職歴の無い方におすすめの転職エージェントです。
5.新聞の折込広告を利用する
新聞をとっている方には、毎週日曜日の折込広告も、転職活動には有益な情報源です。折込広告としてよく入っている4社の紹介をします。
アイデム
【特徴】
地域に密着した求人が多く、求人数も多いので信頼がある
【折込新聞】
朝日・読売・産経などの全国紙
ユメックス
【特徴】
通勤時間30分以内を中心とした求人情報が多い
【折込新聞】
朝日・読売・産経などの全国紙
求人ジャーナル
【特徴】
群馬、栃木、茨城、埼玉、山梨、宮城、福島、山形、新潟、富山、福井の11県で展開されているため、北関東の求人には定評あり
【折込新聞】
朝日、読売、毎日の3大紙と地方紙
クリエイト
【特徴】
東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城にて配布。地域密着の求人には定評あり
【折込新聞】
朝日、読売、毎日
新聞折込の求人は、40~60代・年収500~800万円の方をターゲットにしています。
そのため、20~30代の方にはマッチする求人は少ないかもしれません。
気になる企業を見つけたらそこで働く従業員の口コミを見てみよう
気になる求人を見つけた場合、実際の社内の雰囲気などが気になりますよね。実際にそこで働く従業員の話が聞けたら、一番。
おすすめするのは、そこで働く従業員の口コミを見ることができる「キャリコネ」というサービスです。これは、人財サービス企業の(株)グローバルウェイが運営しています。
こちらの会社は100名未満の従業員ですが、業績が拡大していて注目されているベンチャー企業です。
こちらでは、気になる年収・給与をはじめ、職場環境、残業時間、休日出勤、出世などを知ることができます。また、この会社を退職した理由や、転職先として入社した後のギャップなども知ることができます。
転職エージェントでも、会社の口コミの確認はできますが、キャリコネの情報量にはかないません。
気になる会社を見つけたら、まずキャリコネで口コミを確認すると良いですね。
まとめ
転職活動を考えたら、まずは自分の市場価値を知り、転職サイトや転職エージェントなどで仕事を探し、気になる会社を見つけたら、その会社の口コミを見てみる、という流れが良いかと思います。
その際に役立つサイトや、媒体をいろいろと紹介しましたので、活動の際に役立ててください。