民間の専門学校や企業に委託している公共職業訓練校であれば、全国に多数あるので家から通うことも容易かもしれません。
しかし、国や都道府県が直接運営しているポリテクセンターや技術専門校などは各都道府県に数校しかないので、家の近所の訓練校で希望のコースが無い場合は、県をまたいで遠方の訓練校まで通う必要が出てくる可能性があります。
学生寮のある訓練校を探そう
どうしても家の近所に希望のコースが見つからない場合は、学生寮のある遠方の訓練校を選択するのも一つの手です。
学生寮のある訓練校であれば、学校の敷地内にあるので朝起きるのも楽だし、食事も朝・昼・晩の3食キチンと出るので勉強や就活に専念できます。
学生寮の雰囲気は?
こちらは、近畿職業能力開発大学校の寮になります。
私は今までの人生で寮生活をしたことが無いので、寮の勝手なイメージで汚くてゴチャゴチャしてるイメージがありますが、画像を見る限りかなり綺麗ですよね。
部屋は少し狭いですが個室なのでプライベートも守られます。
就職という同じ目標を持った同志が集まるので、
寮費は?
先ほどと同じく近畿職業能力開発大学校を例にとってみると、
- 寄宿舎使用料:4,300円
- 共益費:6,700円
- 備品更新積立金:200円
- 食費:30,000円
合計で『41,200円』になります。
他の訓練校も全て込みで4万円ぐらいなので、自分で家を借りて一人暮らしするより遙かに経済的です。
ただ、個人的に3食キチンと出ると言えど食費の3万円って高い様な気がしますが・・・一人暮らしなら2万円で生活できますよね。(余談)
入寮できるとは限らない
生徒数に対して寮の数は限られるので、希望者全員が入寮できるとは限りません。
どの訓練校でも選考がありますが、判断基準は不明なので詳しくはハローワークで確認して下さい。
尚、入寮しなければいけない明確な理由が必要になるので、例えば寮生活を体験したいためにだけの理由で、家の近所に同じ様な訓練コースがあるのにわざわざ遠方の訓練校に通う場合など却下される可能性が高いです。