「公共職業訓練校には入学試験がある!試験内容は?」でも解説していますが、公共職業訓練校の入学試験では主に面接試験に重きを置いているので、筆記試験に関してはそれほど対策する必要はありません。
と言っても、合格する確率を少しでもアップさせたいのであれば、多少なりとも筆記試験の対策を練っておかなければいけません。
勉強法は過去問!!それのみ!!
大半の訓練校は過去問を掲載しています。
例えば東京の都立職業能力開発センターであれば、東京都産業労働局雇用就業部のサイト内から過去問のPDFファイルをダウンロードすることができます。
問題を見てもらえば分かりますが、毎回に似たような問題ばかりなので、過去問を一通り勉強して内容が理解できればほぼ問題ありません。
傾向と対策は立てやすいので、何週間も勉強する必要はありません。もし過去問だけでは不安な方は中学時代に使っていた教科書や参考書を購入して勉強して下さい。
問題は中卒~高1レベルになるので、高校に行っていない人でも諦める必要はありません。
試験は基本的に「国語」と「数学」なので、まずは自分の苦手な科目から勉強することから始めましょう。
国語の問題例
読み
- 企画
- 勲章
- 愚問
- 主従
- 年俸
書き
- 決意をヒョウメイする
- 最新技術にキョウタンする
- 小説がカサクに選ばれる
- 許可をシンセイする
四字熟語
- 明□止水
- □枯盛衰
- 孟母三口
数学の問題例
- 466-97=
- 3.7×6.4=
- x2+5x -24=0のとき,x (x ≧0)の値を求めなさい
- 2けたの素数を大きい方から小さい方に順に並べたとき,大きい方から5番目の素数はいくつですか。
- 折り紙を子供たちに配ります。1人に7枚ずつ配ると折り紙は3枚不足し,6枚ずつ配ると8枚余ります。このとき,子供は何人ですか。
私は数学が得意なので、国語より数学の方が簡単に思えますが、大抵の人は数学で苦労するみたいです。
とりあえず計算問題だけは完璧に解けるようにしておいて下さい。
満点をとる必要は無い
勉強の苦手な方からしてみれば、全ての問題を解くなんて無理!!って思われるかもしれませんが、筆記試験と言っても選考と言うより、受験者がどの程度の学力レベルかを試す目的が大きいので、全ての問題を完璧に答える必要はありません。
まー、完璧に越したことはありませんが・・・
合格ラインは訓練校や人気のコースにより異なりますが、2/3ぐらい解ければ筆記試験に関しては問題無いでしょう。
※この勉強法で試験に落ちても当方は一切の責任を負いません・・・一応言っておきます。