求職者支援訓練を受講する大きなメリットして「職業訓練受講給付金」がありますが、その申請方法について解説していきます。
職業訓練受講給付金の概要や支給条件については、「求職者支援訓練の受講給付金を貰える条件」を参照して下さい。
手続きの流れ
- ハローワークで求職申込みを行う
- 訓練コースを選択する
- 受講申込みを行う
- 給付金の事前審査を申請
- 選考
- 合格後に就職支援計画を作成
- 訓練中は月に1回給付金の支給申請
求職者支援訓練の申し込み手順に関しては、「求職者支援訓練の申込み手順。手続き方法」を参照して下さい。
職業訓練受講給付金に直接関係する手続きは、④給付金の事前審査を申請と、⑦訓練中は月に1回給付金の支給申請だけなのでその部分を説明します。
4.給付金の事前審査
給付金の事前審査は、③の受講申込みを行う際に一緒に済ませても構いません。
事前審査で必要なもの
- 受講申込書
- 受講申込・事前審査書
- 職業訓練受講給付金要件申告書
- 職業訓練受講給付金適所届
- 本人確認書類
- 住民票謄本の写しなど
- 賃金明細書などの本人の収入を証明する書類
- 源泉徴収票などの居配偶者等の収入を証明する書類
①~④に関しては、ハローワークの窓口で貰えます。
本人確認書類は、運転免許証、顔写真付きの住民基本台帳カード、パスポートなどの顔写真付き証明書の原本が必要になります。
その他にも、通帳や所得証明書などハローワークによって求められる書類が異なる場合があるので、事前に確認しておいて下さい。
7.訓練中は月に1回給付金の支給申請
訓練中は月に1回必ずハローワークで職業訓練を受けなければいけませんが、その時に一緒に給付金の支給申請も一緒に行います。
支給申請で必要なもの
- 職業訓練受講給付金支給申請書
- やむを得ず欠席(遅刻・早退)した場合はそれを証明できる書類など
職業訓練受講給付金支給申請書には訓練校より受講証明が必要になります。
やむを得ず欠席などをした場合でそれを証明できる書類の一例としては、
- 病気やケガ→医師の診断書
- 事故に遭った→事故証明書
- 就職セミナーに参加→セミナー参加証
- 電車が遅れた→遅延証明書
など・・・