ハローワークでは求職者の方を対象に、定期的に無料で面接講習(模擬面接)を無料で行っています。
民間企業の採用人事の経験者が、丁寧に模擬面接をして指導してくれて、そこで気づいた点をその都度指摘してくれますので、あなたの就職活動をサポートしてくれますし自信になります。
ここでは、実際にハローワークの面接講習を受けたことがある方の体験談を記載します。
ハローワークの面接講習で必要なもの
- 履歴書
- 職務経歴書
- 筆記用具
- メモ帳
まず実際に面接を受ける会社に提出する履歴書が必要になります。
原本を持っていと、もし汚してしまった場合に一から書き直さなければいけないので、コピーした履歴書を持っていきましょう。
会社側から職務経歴書の提出が求められた時は、履歴書と一緒に準備しておきましょう。
筆記用具やメモ帳は必須ではありませんが、面接講習が終わった後にいろんな指摘を受ける場合があり、それが本番までに克服しなくてはならない課題になりますので、それらの内容を記録するために筆記用具とメモは持っていた方が良いです。
面接講習の内容や流れ
流れからご説明します。
ハローワークの面接講習は、求人探しや職業相談などと違って、急に来て受けられるものではなく、ハローワーク経由で会社に応募して、面接本番の日程が決まった後に予約をしなければいけません。(もちろん、ハローワークの求職者登録を事前に済ませておく必要があります)
予約する際は、応募をしたハローワークの窓口でその旨を伝えれば、その場で予約することができます。
- 部屋の準備
- 担当者に履歴書(必要な場合は職務経歴書も)を提出
- 一旦部屋の外に出る
- 部屋をノックして模擬面接スタート
- 退出して振り返り
という感じになります。
履歴書(必要な場合は職務経歴書も)を提出は、場合によっては、模擬面接がスタートして入室した後にすることもあります。
模擬面接は、ハローワークの担当者の方が、今度受ける会社の面接官になりきって本番を想定した流れで行います。
担当者は日頃から職業相談等でハローワークを利用している場合は、その時の担当者と同じです。そして、退出まで終わったら部屋に戻って、良かった所や悪かった所を言われます。
その後は、本番で他にされる質問を想定し、それに対する回答も話し合って終了です。
面接時間はハローワークや職員によって異なるかと思いますが、私の場合は40分ほどでした。特に長いとも短いとも思いませんでした。
面接講習を受けて思ったこと
今の時代、ハローワーク以外にもインターネットに求人サイトがたくさんあるため、求人を探したり応募したりするのには一切困りません。
しかし、それでも面接の練習の場というのが未だに足りない感じがするので、ハローワークの模擬面接は数少ない貴重な練習の場だと思いました。
特に、私は面接に苦手意識があったため、非常に助かりました。ただし、これは当然と言えば当然ですが、質問されることが大体同じでも、面接官の性格や質問の仕方は違ってくるので、その点は注意が必要です。
ハローワークの面接講習に向いている方
- 初めての転職活動で不安な方
- 面接で思い通りに話せない方
- 面接で極度の緊張をしてしまう方
- 面接で自分の意欲が上手く伝わっていないと思う方
- 職歴が無く転職エージェントに登録しても相手にされない方
転職エージェントでも模擬面接を実施している企業は沢山ありますが、僕みたいに職歴の乏しい方に対してはあまり良い対応をしてもらえないので、そういった方はハローワークの模擬面接をお勧めします。
まとめ
模擬面接の進め方は各ハローワークにより異なりますので、どんな内容なのかは事前に自分の管轄するハローワークに問い合わせしましょう。(会場によっては実施されない場合もあります)
また、ただ模擬面接をするだけではなく、その業界の動向や、採用担当者の本音を聞くことができますので、今後の転職活動できっと役に立つでしょう。