ここでは内定をもらってから入社するまでの流れについて書いていきます。
内定をもらってから入社までのスケジュール
1.内定の通知
内定の通知方法は、『電話』『郵送』『メール』のいずれかになります。どの企業も、採用の場合は電話で、不採用の場合はメールか郵送のパターンが多いです。
会社によっては、不採用の場合は通知しないといった場合があるので、面接の段階でしっかり確認しておきましょう。
電話で通知された場合は、今後自分を担当する人事の名前をしっかりと確認しておきましょう。また入社に関して分からないことがあったら遠慮せずにしっかり聞きましょう。入社して「あれ?こんなはずじゃなかった」と言うことがないようにして下さい。
郵送で通知された場合は、一緒に『雇用契約書』が同封されている場合があります。このときにすぐに判断せず、契約書の内容をしっかり確認してから返答するようにしましょう。分からないことがあったら担当者に連絡をとりましょう。
メールで通知された場合は、担当者の名前とメールアドレスをしっかり確認しておきましょう。分からないことがあったら、基本的に電話ではなくメールで問い合わせをするようにして下さい。
2.入社意思の表示
ここで入社を決意したら、内定が確定します。
意思表示の仕方は、会社の指示に従ってください。もし、その様な記載がない場合は電話でするのが良いでしょう。メールでも良いですが、郵送は時間がかかるので基本的にNGです。
入社の意思表示をする前に、後でトラブルにならない様に、雇用条件をしっかりと確認しておきましょう。特に待遇面や勤務地など、面接のときに聞きにくかったこともこのときに遠慮なく聞きましょう。
3.入社日の設定
入社日を決定します。
在職中の場合は、会社側はある程度こちら側の要望に応じてくれますので安心して希望を伝えましょう。勿論そのときに明確な理由がなければなりません。
「しばらく休みたいから入社を伸ばしてほしい」や「旅行に行くので入社を1ヶ月後にしたい」等といった理由は、仮に希望が通った場合でも後々の評価を下げられるか可能性がありますので控えたほうが良いでしょう。
もし、在職中の方で入社までの期間が開いている場合は、近況報告などでこまめに担当者とやりとりする様にしましょう。
4.雇用契約を結ぶ
『労働契約書』を取り交わします。
契約書を取り交わすと、法的にもこの会社に入社することが完全に決定されますので、提出した後に「やっぱりやーめた」というのはトラブルの元になりますので控えるように心がけましょう。ですので、契約書を取り交わす前に、今一度「この会社に入社するんだ!!」という強い意志を持って下さい。
契約をする前に、労働契約書の内容をしっかりと確認しておきましょう。
基本的に細かい内容は記載されていないので、もし気になることがあったらこのときにしっかり確認しておきましょう。何度も言いますが、後で言った言わないのトラブルになることは絶対に避けなければなりません。納得いくまでとことん追求しましょう。
5.入社手続き
入社手続きを行います。入社するにあたり様々なものを提出しなければなりません。
主に契約書関係と前職から返却されたものになります。このときにに、前職から返却されていないものがないのかを事前に確認しておいて下さい。
会社によって提出しなければいけないものが異なりますので、何を求められているのかを確認しておきましょう。
6.初出勤
さぁ、やっと初出勤です。
希望や夢、不安など様々な思いはあるでしょうが、人生の新しい一歩を踏み出したのですから前向きに考えましょう。