会社を辞めたことをきっかけにITの勉強をするために専門学校に通おうと考えています。しかし、色々調べていくうちに職業訓練校と呼ばれる学校があることを知りました。専門学校と職業訓練校の違いに関して聞きたいのと、実際にどちらに通う方が転職に有利になりますか?
一般的に、「学校」と聞くと、小学校や高校、専門学校など、文部科学省が管轄している学校を想像すると思います。しかし、職業訓練校とよばれる、厚生労働省が管轄している学校も存在します。
職業訓練校に関しての詳しい説明はコチラを参照して下さい。
では、専門学校と職業訓練校の違いについて簡単に解説していきましょう。
専門学校と職業訓練校の違い
専門学校は「文部科学省」、職業訓練校は「厚生労働省」が管轄していますので、専門学校は勉学を目的としていることに対して、職業訓練校は労働者を育成することを目的としている所が2つの最も違うポイントになります。
ですので、より実務的に現場で使える知識を身に付けたいのであれば専門学校より職業訓練校に通う方が効率的と言えるでしょう。また、職業訓練校は3~6ヶ月の短期コースであれば、無料で受講することができますので、経済的にも安心です。
学習内容にも違いがあり、専門学校では専門科目とは関係ない一般教養も一定以上は履修しなければいけませんが、職業訓練校では、そういった縛りがありませんので、自分が学びたいことに特化した学習をすることができます。
また、卒業した際の経歴にも違いがあり、専門学校では学歴扱いされるのに対して、職業訓練校では職歴として扱われます。
職業訓練校のまとめ
労働者を育成することを目的としている
職業訓練校では無駄な履修が無い
職歴として扱われる
職業訓練校では無駄な履修が無い
職歴として扱われる
本気で技術力を磨きたいのであれば、専門学校ではなく職業訓練校で受講されることをオススメしますが、学歴を重視する企業もありますので、どちらが就職や転職に有利になるとは言い切れません。