製造業と言えば、一般的にライン作業など単純作業を思い浮かべる人が多いでしょう。
確かに新入社員であれば、まずはオートメーション化された機械でボタンをポチっと押してたまーにメンテナンスするだけの単純作業を任されるかもしれません。
ライン作業者に求められるスキルは忍耐と協調性です。
私もフリーター時代にアルバイトですがライン作業の仕事に携わったことがありますが、とにかく毎日同じ仕事の繰り返しで変化を求める私には合わずに1ヶ月程度で辞めてしまいました。
ライン作業は確かに他の仕事に比べると覚えることが少ないので特にスキルや適性といったものは求められないと思われがちですが、実際に作業してみると私の様なせっかちで感情の起伏が激しい人には向いていません。
根気強く飽きずに淡々と仕事をこなしている人に向いている仕事です。
ただ、黙々と作業をしていると言ってもライン作業になるので、自分の作業でつまずくと他の作業者に迷惑をかけることになるし、他の作業者が困っている時に助けてあげることも必要です。
そう考えると、黙々と一人で作業しているライン作業であっても、周りとの協調性は必要になります。
モノ作りが好きな人は向いている
ライン作業であれば製品を作るというイメージを持たずしても仕事をすることが出来るかもしれませんが、一点物の製品を取り扱っている職場であれば、ライン作業で毎回同じ製品を作ればいいという訳ではありません。
自分の意志を持って製品を作り上げていかなければいけないので、モノを作り上げていくことに喜びを感じることが出来る人でなければ仕事を続けることは困難です。
指揮する立場だと求められるスキルは異なる
経験を重ねるごとに求められるスキルが変わってきます。
製造業は他の職種に比べると従業員の数が多いので、役職が上がるにつれてより多くの部下を従えなくてはいけませんので、統率力は必須です。
柔軟な対応力も必要になるでしょう。