基本的に雇用保険の受給資格があり、就職活動に前向きな方であれば公共職業訓練を受講することは可能ですが、高校や大学と同じように入学試験を突破しなければ入学することはできません。
どういった試験が行われるのか?
- 書類選考(職務経歴書や志望動機などの作文)
- 面接試験
- 筆記試験(適性検査か学力テスト)
選択する訓練コースによって異なりますが、大抵はこの3つです。
半年以下の短期課程(民間に委託しているコースなど)であれば、書類選考と面接試験だけとか、人気の無いコースであれば書類選考のみの場合もあります。
筆記試験は、SPIの様な適性検査か学力テスト(数学と国語)のどちらか一方になります。
筆記試験に関しては過去問を公開している都道府県もあるので、どの程度のレベルの問題が出題されるのか確認してみて下さい、
ざっと見た感じ、高卒の私が見てもそこまで難しい試験とは思いません。中卒レベルの学力があればあとは軽く復習するぐらいで大丈夫でしょう。
但し、プログラミング言語やCAD設計などの専門的な学習をするコースの場合は、その授業内容に特化した試験が出題されることもあるのでそれなりの対策は必要になります。
面接試験に重きを置いている
一般の入試試験と違って、公共職業訓練はあくまで早期に再就職をしたい人を支援する為の制度になるので、ただ学力があれば合格できる訳では無いので、いかに面接で再就職する気があることをアピールすることが合格への一番の近道です。
逆に言えば、学力に自信が無い方でも十分チャンスがあるということです。
面接試験に関しては「職業訓練校の面接対策!聞かれることや服装は?」を参照して下さい。
定員割れをしていれば必ず入学できる訳でない
通常の入試と同様に、定員割れをしているからと言って必ず試験に合格する訳ではありません。
と言っても、定員割れをしていれば、面接で再就職する気が無いなど悪印象を与えなければよほど大丈夫でしょう。
自信を持ってチャレンジして下さい。
- 公共職業訓練校の入学試験は「書類選考」と「面接」と「筆記試験」のいずれか
- 筆記試験は学力テストか適性検査のいずれか
- 各都道府県で過去の試験問題を観覧できる
- 面接試験が一番大事になる
- 定員割れをしていても落ちる可能性はある