公共職業訓練を受講しようと思い立ってから実際に受講するまでの大まかな流れを解説していきます。
どの訓練校を受講する際も、基本的な流れは同じになるのでキチンと把握しておいて下さい。
- 訓練校を決める
- 訓練校の見学をする
- 申し込みをする
- 試験を受ける
- 入学手続きをする
- 訓練受講
- 訓練を受講する
1.訓練校を決める
何はともあれ、まずは訓練校を探すところから全ては始まります。
訓練校は、委託訓練も合わせると全国に300校近くあるので、インターネットやパンフレットを見て自分で決めても良いですがハローワークの職員と相談しながら探す方が手っ取り早いと思います。
2.訓練校の見学をする
訓練校の見学は必須ではありませんが、面接試験で受験者の本気度を確認する為に「見学説明会参加の有無」について聞かれることがあります。
当然、見学説明会に参加していなければ面接試験で不利になるので、授業内容などもう把握できている場合でも必ず参加するようにして下さい。
予約は?
基本的に予約は不要で訓練校に直接行けば参加できますが、日程が指定されていることがほとんどなので、訓練校のホームページやハローワークの職員から見学説明会の日程を事前に確認しておいて下さい。
3.申し込みをする
訓練校を見学して「よし!ここにするぞ!」と、意志が固まったらいよいよ申込みです。
申し込み場所は?
申込み場所はハローワークの職業相談窓口です。
公共職業訓練を受講する多くの方が、失業保険の受給者だと思うので、失業手当の給付手続きを行った所と同じハローワークで申し込みをして下さい。
必要なものは?
- 受講申込書
- 証明写真(縦3cm×横2.5cm)
- 雇用保険受給資格者証(対象者のみ)
受講申込書はハローワークで貰えるパンフレットに付いているのでそれを活用しましょう。
自治体によってはホームページからダウンロードすることが出来るので、「職業訓練 受講申込書 東京都」などのキーワードで検索して入手しましょう。
あまり知られていませんが、公共職業訓練は退職前の方でも申し込み可能なので、雇用保険受給資格者証はこの場では必須ではありませんので持っていなければその旨を職員に伝えましょう。
4.試験を受ける
3ヶ月未満の短期訓練コースの場合は書類選考のみの場合が多いですが、6ヶ月以上の長期訓練コースであれば面接試験と場合によっては筆記試験が実施されるのが普通です。
試験対策については、
辺りを参考にして下さい。
ちなみに、試験を管轄しているのはあくまで訓練校なので、もし試験の判定結果に不満がある場合はハローワークでは無く訓練校に直接文句を言って下さい・・・
5.入学手続きをする
ハローワークで受講申し込みをした際に、試験に合格した後にしなければいけないことをまとめた「公共職業訓練合格後のご案内」という用紙が貰えるので、そこに書かれてある指示に従って入学手続きを済ませて下さい。
必要なものは?
訓練校によって異なるかもしれませんが、
- ハローワークカード
- 選考結果通知書
- 公共職業訓練合格後のご案内
- 雇用保険受給資格者証(対象者のみ)
これらのものが必要になります。
6.訓練を受講する
いよいよ訓練開始です。
思う存分スキルアップして下さい。